今までギャンブルをやめられず、30代になった。
一時はやめることができていたが、それは生活が忙しく、ギャンブルより新鮮なものに触れていただけのことである。生活に余裕がでてきて、周りに新鮮さもなくなってくると、あのギラギラした光がフラッシュバックしてくる。
一度行ってしまうと、また沼にはまってしまった。頻度は多くなかったが、ネットでできるギャンブルをする機会も増えて、昔より負ける額は増えている。
今のままではいけない。
今日を最後に明日からやめよう。
時間がもったいない。
これ以上、嘘をつきたくない。
膨らんだ借金も返さないといけない。
今までも同じことを思ってきたが、てんでやめられたことはない。
なぜか？
ギャンブルをしていない人から見ると、意思が弱いだけだと思われるかもしれない。
けれど、どれだけ強い意志を持ったとしても、今日パチ屋にいこう！と思い立ったときのワクワク、少し速足でパチ屋に向かっている高揚感には、なかなか打ち勝つことができない。これは、やっている人でないと分からない感覚だ。
これは個人的な見解だが、タバコよりギャンブルがやめにくい原因は、生を実感するからなのかもしれない。がんばって稼いだお金を手軽に増やしたい、今までの負けを取り戻したい、という気持ちは表の気持ち。裏の気持ちは、真剣での勝負のように、自分の命ともいえるお金を使い、闘うスリルを求めているのではないか？
では、そんな人間の深い部分に関わるような依存をどのように克服するのか？
無理だと言いたくはない、今から脱宣言をしているのだから。しかし、非常に難しい。
これから模索していく日々がはじまる。
その第一ステップとして、このブログをはじめることにする。
もし、この記事を読んでいる人が今ギャンブルをやめたいと思っているのであれば、是非、共に脱ギャンブルをはじめて欲しい。
今後は脱ギャンブルをしている中での心境の変化や、効果があること、過去のギャンブル失敗談、等の情報を展開していく。
2024年2月6日 脱ギャンブル1日目
